frenzee: 写真にエモーショナル・メタデータをつけて共有するサービス

frenzee は,今日 (2011年6月13日) に開催された Startup Dating の pitch で初めて知ったサービス。
Web上のあらゆる写真にコメントを付けたり,商品情報などのメタデータを付けて共有することができる。

frenzee sky

例えばブログでアクセサリの写真を見て,「あ,これ欲しいな」と思っても,商品について詳しいことが書かれていなかったら,画像のみを頼りに検索するしかない。見つからないかもしれないし,見つかったとしても結構労力がかかる。写真に商品情報のメタデータが付いていれば,この課題は解決できる。

いまは Google Chrome の extension で実現しているけど,JavaScript での実装も予定しているという。そうすれば,サイト制作者が1行JSを加えるだけでそのサイトで frenzee のサービスが利用出来る。

僕がこのサービスに注目したのは,どちらかというとコメントのほう。これは,「デジタルコンテンツにエモーショナル・メタデータをつける」ということ。普通,写真のメタデータというと,撮影日とか,ジオデータ (撮影場所)とかピクセル数とかなんだけど,対してコメントというのはエモーショナルな表現力を持っている。

コメントを統一的に扱っていることが肝。写真にひもづくので,Facebook でのコメント,ブログでのコメント,と分散することはない。紙焼きの写真についた手垢のように,写真を通したコミュニケーション,写真を撮った人の思い,写真を見た人の心,がエモーショナルメタデータとして蓄積されていく。色あせて手垢のついた古い写真に歴史を感じることができるように,デジタルデータに人の心の歴史が刻み込まれる。

ここ半年くらい,「データ化されることによって失われた,感情のメタデータを取り戻す」事に取り組んできたので,先を越された感があってちょっと悔しかった。と同時に共感・リスペクトした。

このサービスの今後の発展が楽しみです。

frenzee panda

◇ 関連サイト

TechCrunchでの紹介記事